東京の清涼感たっぷりなツーリングルート
東京のツーリングルートの中でも、清涼感を求めていくなら日原鍾乳洞へ向かうルートがおすすめです。
日原鍾乳洞は、西多摩郡奥多摩町にある関東最大級の大きさを誇る鍾乳洞です。
奥多摩湖よりもさらに奥にあるので、日原鍾乳洞の道中も走りごたえは抜群です。
日原鍾乳洞には二輪専用の駐車場もしっかりと用意されているので、ツーリングを楽しむ人がたくさん訪れることがうかがえます。
景色が都会の街並みから大自然の中へ変っていく様を楽しむのも、この日原鍾乳洞へのツーリングの一興です。
行きか帰りかどちらでも良いので、奥多摩湖も合わせて楽しむことができるのもこのルートの良いところです。
日原鍾乳洞の見どころ
日原鍾乳洞はまるで地下に広がる大宮殿のような鍾乳洞で、入った瞬間に厳かな空気感に圧倒されます。
この鍾乳洞は古の時代から信仰の場として利用されており、数多くの参詣者を迎えてきたという歴史があるからそう感じるのでしょう。
鍾乳洞内を進んでいくと、地獄谷や三途の川といったスポットが現れます。
それらの中でも1番の見どころは、死出の山と呼ばれる大ホールです。
大きな空間にそびえる岩肌が幻想的にライトアップされており、思わず立ち止まって魅入られてしまうこと間違いなしです。
また、日原鍾乳洞には縁結びスポットとして有名な縁結び観音が鎮座しています。
神秘的な空気に触れながら良縁まで祈願できるということで、熱心に通う方も数多くいるそうです。
鍾乳洞の中の気温は、だいたい11度くらいに保たれています。
そのため、春夏に訪れるときは長袖の上着を用意しておくと、寒い思いをせずに心行くまで鍾乳洞内を散策することができるでしょう。
また、大雨が降った翌日は外が晴れていても鍾乳洞内に水滴の雨が降っている可能性があるので、そうしたタイミングで向かう場合はカッパやポンチョを用意しておくと安心です。
日原鍾乳洞周辺のグルメ
日原鍾乳洞でおいしいご飯を楽しむなら、のんきやという食堂がおすすめです。
のんきやは青梅街道沿いにある、1918年創業の老舗食堂です。
東京では、なかなかここまで古くから続くお店を見つけるのは難しいでしょう。
中華そばが有名で、ラーメン好きの中でもここの中華そばは一味違うと有名になっています。
味は醤油と味噌から選ぶことができます。
中華そばの他にも、手打ちそばやチャーハン、そしてかつ丼やカレーなどメニューのバリエーションも幅広いので、どなたでも食事を楽しむことができます。
このお店は窓側に座れば奥多摩湖を一望することもできるので、景色を楽しみながら食事をしたいという方にもおすすめです。
平日に行けばそこまで混雑していませんが、良席をゲットしたい方は早めの時間から訪れた方が安心です。